Yumiの課外授業【そうだ!オアフ島に行こう④】
ALOHA
台風一過の秋晴れ❓というには日差しがまだまだ強いですが、湿度もなく、いつの間にか季節は移っていますね。
カプアケアもホイケが終わり、切替えの時期となりましたので、課外授業を再開しますよ
ホノルル編part2、遅くなりました
ワイキキから車で15分、コウラウ山脈の南麓に位置するマノア。ここは豊かな自然が残っていてトレッキングコースもあります。
Manoaは、ハワイ語で「豊かな」「広大な」という意味を持つ土地で、水が豊富にあることから、この名がついたといわれています。
またハワイ大学があり、オバマ元大統領のお母さまがハワイ大学で教鞭をとっていて、オバマさんも大学の近く、マノアに住んでいたのですね。
昔は、王族も多く住んでいたそうです。そして今でも人気の住宅地で、有名なミュージシャンや私たちのKumu Pohaiも住んでいます。
マノアは、北東から吹いてくる貿易風がコウラウ山脈にぶつかり雨を降らせます。
この雨はマノアを優しく包み込むような霧雨でトゥアヒネと呼ばれています。
Tuahineはマノアに伝わる悲しい伝説の主人公カハラオプナの母親で娘を思い、流す涙がマノアに降る雨なのです。詳しくはこちら⇩を読んでね
Yumiの課外授業【ハワイの女神3Kahalaopuna 前編】 Yumiの課外授業【ハワイの女神3Kahalaopuna 後編】
このカハラオプナの伝説をモチーフにした曲Kahalaopunaは以前に横浜中級3クラスが踊りましたね~。
マノアの自然の美しさを歌っているLei Ana O Manoa Ika Nani Ona PuaやTuahineもカハラオプナの伝説を思いながら聞いてほしい曲です。
Tuahineの作者HAPAのバリーさんはマノアに住み、マノアを愛するミュージシャンです。Lei Manoaや奥さんへのプロポーズソングのManoa In The Rainも素敵な曲なので聴いてみてくださいね。
しっとりとしたバラードが多いマノアの曲ですが、アップテンポの1曲を紹介します。
Ka Beauty A’o Manoa
① Nani wale ke ‘ike i kakahiaka la,
Ke kuahiwi o Manoa
Ke noenoe mai nei
Ho’opulu ana i ke one
Pulu pe i ka’ilihia
② He beauty i ka ua Tuahine o Manoa,
Pa aheahe ka makani
I ke’ala o ka laua’e
Ke onaona o na pua
Mahiehie i ka wao
③ I ka waokele i pali uliuli la,
Honehone i ka Puakea
Ke pa wai a inu a kena
Heha i ka ho’oluliluli,
He mana’o pono keia
④ Puana e ka u’i i ka uka o Manoa
I ka ‘ehu kakahiaka
Pulu pe i ka ‘ilihia
Ho’opulu ana i ke one
Ke pili mai i ‘ane’i
Ka beauty a’o Manoa
この曲は4つのバース(4番まである)から成るハワイアンソングの定番のような曲ですね。朝のマノア渓谷に降る雨が大地を濡らし、シダが香り、草木が育まれる、という歌詞にはカオナ(裏の意味)があり、男女の恋物語が歌われています。
あ、ここでは表の意味の方の訳詞を記載しますね。カオナは皆さんが考えてみてね
① とても美しい朝を感じます
マノアの山の
霧がやってきて、土地を湿らせます
そして皮膚をびしょ濡れにします
② マノアのトゥアヒネの雨は美しい
そよ風が吹けば
ラウアエが香り
森では魅惑的な花々の心地よい香りがします
③ 雨の多いこの辺りは草木が緑の崖
いつもプアケアの雨が甘いキッス
疲れ果てて
満足感と共にのどの渇きが癒えるまで水を飲んで
これは、とても良い気持ち
④ 物語はマノアの高地の美しさ
朝の霧に包まれて
皮膚をびしょ濡れにして大地を湿らせます
ここで私たちは一緒になるでしょう
マノアの美しさ
マノアにはたくさんの植物が生い茂っています。ハワイの植物をいくつか紹介しますね。先日のホイケでフラレアさんに頂いたお花から・・・
今年のホイケの曲に多数登場したジンジャー(Awapuhi アワプヒ)。いろいろな種類があります。マノアの山に入るとジンジャーが多く自生しています。
フラで使用するレイや髪飾りの植物を採取する際にはチャントを唱え、神の許しを得て、自然に感謝して山や森に入ります。