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2021-10-14

Yumiの課外授業【そうだ!オアフ島に行こう⑤】

ALOHA~

先日の地震、関東では東日本大震災以来の震度5強。皆さん、日頃から備えをしていますか

ハワイでは先月末、またキラウエア火山ハレマウマウ火口が噴火しましたね

ペレは私たちに何を伝えているのでしょう。「コロナに負けないで』でしょうかね。

 

課外授業オアフ島、ホノルル編第3弾はカネオヘです。

オアフ島の東海岸沿いにある住宅地です。

カネオヘ湾は『天国の海』と呼ばれ、満月の日の10日前後の引き潮時にサンドバーという白い島が現れます。この島は巨大なサンゴ礁でできていて、古代ハワイでは神聖な土地として神々を祀る場所でした。ハワイ語名は『アフ・オ・ラカ』(ラカの祭壇)と呼ばれ、このエリアはまさに聖域といった趣です。

また、映画ジュラシックパークのロケ地となったクアロアランチも観光スポットとして人気があります。

Kāne’oheという名前の由来は、Kāneは男性(ちなみに女性はWahineですね)oheは竹です。

ハワイの伝説で、夫の残酷さを竹の鋭い切り口に喩え、その男の住んでいた土地の名前になったと

言われています。カネオヘのあるオアフ島東部は雨が多く、かつては、大雨が降ると鉄砲水の被害なども発生していたため、そんな地名になったのかもしれませんね。

 

さて、このKāne’oheという地名そのままタイトルになっている曲がありますので、ご紹介します。

まずは、Team Noeが踊っていたJosh TatofiのKāne’ohe

前奏がとても印象的ですよね。

『不気味な怖い感じが印象に残る音』とJoshが言っていますが、Joshにとって『先祖を感じる音像』なんだそうです。

Nani lua ‘ole o ka pakipika

‘aina kaulana I ka nani

Hanohano ‘o Kāne’ohe

この歌詞が前奏になります。『太平洋に二つとない美しさ。(この)美しさが有名な場所。そここそがKāne’ohe

間奏が入り、テンポも曲調も変わります。

コウラウ山脈の白い霧や霧雨、そここそが私のふるさとKāne’ohe』と続きます。

‘I’ini au I kou nani

Ke noe mai a ka ua

Kilihune mai la I uka

Hanohano ‘o Kāne’ohe

Hulalo ka mahina nāu

Hemolele I ka mālie

Piha pono I ka nani kamaha’o

Hanohano ‘o Kāne’ohe

月の光が降り注ぐ穏やかさが最高。驚くべき美しさに満ちている。そここそがKāne’ohe

と2番。そしてこの後

山の峰が現れ、そよ風が良い香りを運んでくる、そここそが私のふるさと

Kāne’ohe

と、ふるさと愛に満ちた曲です。

Ahuwale nā kualono

He ‘ala emoani mainei

Hanohano my home

Kāne’ohe

 

Joshはカネオヘで生まれ育ち、アメリカ本土、マウイ島に住んでいたこともあったようですが、またカネオヘに住んでいるようですね。

ミュージシャンのNathan Aweauもカネオヘ出身で、やはりKāne’oheというタイトルの曲を歌っています。

そしてやはり、ふるさと愛が伝わる曲となっています。

 

トラディショナルでもKāne’oheというタイトルの曲がありますね。

Josh、Nathanとの共通点は『雨」『山』でしょうか。

① ʻŌlapa ka uila i Kāneʻohe

  Ka hui laulima o ʻi Laniwai

※ Me ka ua ʻĀpuakea

 Ka laʻi aʻo Mololani

  Me ke anu o ke Koʻolau

② Kaulana mai nei Koʻolaupoko

  Ua ʻā ka uila aʻi Kāneʻohe

③ Hanohano Mōkapu i ka ʻehu kai

  Ke kua mokumoku aʻo Heʻeia

④ Hoʻokahi mea hou ma Heʻeia

  Ka uwea kelekalepa leo nahenahe

⑤ Aia ʻike lihi o ka ʻāina

  Kahi a ke aloha i walea ai

⑥ Walea ana ʻoe me ke onaona

  Kuʻu lei hulu mamo pili i ke anu

⑦ Ua ana hoʻi au a i kō leo

  Kō pane ʻana mai pehea au

⑧ Haʻina ʻia mai ana ka puana

  Ua ʻā ka uila aʻi Kāneʻohe

ソース画像を表示

He’eia

 

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Ko’olaupoko

このKāne’oheという曲はカネオヘに電気が通った!電話が通じた!という嬉しいニュースを歌っています。電気や電信サービスが開始されたことにより、カネオヘのまちの素晴らしさが世に知れ渡る!と。HuiにあるʻĀpuakeaとはカネオヘに降る霧雨でコウラウ山脈に白く靄で覆われます。コウラウポコ(Ko’olaupoko)、荘厳なモカプ半島、ヘエイア(He’eia)のギザギザの山肌・・・とカネオヘのまち自慢ですね。

⑦では『元気?と聞いてくれるあなたの声が聞こえて嬉しい。』と歌っています。今ならラインでスタンプでしょうか。

カネオヘに電気が通ったのは1930年代。ネット社会の今、電気や電話で喜んで歌っているのは、何だか可愛らしいとさえ感じますね。

でも、やはりハワイアンソングですから。カオナ(裏の意味)があるようです。

男女の新しい恋を、この新しい文化に重ね合わせているようにも感じ取れませんか?

それにしても8番まであるなんて長い曲ですね。(ちなみにカプアケアでは20番ぐらいまで考えています。携帯電話、SNS、最新では5G等々ですかね。笑笑)

典型的なハワイアンソングは4番まで、Huiが有ったり無かったり。

この曲はフラでは①※③※④※⑧※が踊られることが多いです。(※はHui)

 

では、次号はどこに行きましょうか。お楽しみに~!

 

(2021/10/14)

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