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2020-12-24

Yumiの課外授業【ハワイの女神6 Pele③】

Merry Christmas

今年はカプアケアのクリスマスパーティが無かったので、クリスマス気分が盛り上がらないのですが・・・

その代わりにX’smas Yululi Ho’ikeをしましたが、皆さんは、どうですかね

ペレの最終章が年内に終ってホッとしています

 

《カマプアア》

カマプアアという豚の半神がいました。
普段はとても美男子な人間の姿をしていますが、怒ると本性を現し、8個の目を持つ豚になります。

三人兄弟の末っ子でしたが、生まれたときから豚に変身できる半神で父(義父)が手元に置きたがらず、
母方の祖母に預けられました。

カマプアアは悪さを繰り返し、乱暴者でしたが、年老いた祖母の面倒をよく見る祖母想いの孫でした。
また大の女好きで、女性を追いかけまわしてはトラブルを起こしていました。
そして戦いに負けそうになると、フムフムヌクヌクアプアアという魚になって逃げてしまうのでした。

因みにこの『フムフムヌクヌクアプアア』という世界一、長い名前の魚はハワイの州の魚とされています。
♪My Little Grass Shack♪の歌詞の中にも出てきますよね。

フムフムヌクヌクアプアア

フムフムヌクヌクアプアア

 

悪行を重ねオアフ島を追われたカマプアアはフムフムヌクヌクアプアアに変化してハワイ島に逃げてきました。

火山地帯に絶世の美女がいると聞き、キラウエア火山のハレマウマウ火口にやってきました。
ペレの姉妹たちが見知らぬイケメンに騒いでいましたがペレは一目見ただけで
豚の化身であることがわかりました。

 

ペレはカマプアアに出て行ってもらおうと罵声を浴びせました。
カマプアアもまた、豚ではないと言い返し、売られた喧嘩を買ってペレに罵声を浴びせました。
ペレは自分から仕掛けた喧嘩に憤怒して火山が噴火し溶岩が流れましたが、カマプアアは動じることなく
雨を降らせると溶岩を岩に変えてしまいました。

姉妹たちはペレの言葉を全く信じず、カマプアアをイケメン酋長と思い込んで火口に招きました。

次第にペレもカマプアアの魔力で彼に恋し、結婚しました。

暫くは新婚の仲の良い夫婦として暮らしていましたが、二人とも気性が激しいので
大喧嘩となり、キラウエア火山の命の炎が消えかかる事態にまでなりました。

喧嘩の絶えない二人、ペレから離れようとするカマプアアに夫婦としてやり直したいペレでしたが、ジメジメした湿地を
好む豚の主性を持つカマプアアは雨の多い風上に、乾燥した風下にペレと、ハワイ島を二分して支配したといわれています。

 

昔話のペレと現在のペレ》

昔ある時ハワイ島で二人の少女がウルの実を焼きながらおしゃべりしていました。
そこへ白いムームーを着た見知らぬ老婆がやってきて『そのウルの実を少し私にくれないかね?』と言いました。

1人の少女はすぐに『イヤ!』と断りました。
老婆はもう一人の少女にも頼むと『どうぞ』と快くウルの実と水を分けてあげました。

老婆は親切にしてくれた少女に『今日から10日間食べ物を蓄えておきなさい』と言い残し去っていきました。

少女は、この話を家族に話すと、少女の親はその老婆がペレだと思ったので、言われたとおりにしました。

すると10日後、キラウエア火山が噴火し、溶岩流が少女の住む地域を襲い、村は溶岩流に飲み込まれてしまいました。
しかし、老婆に親切にした少女の家だけは、被害がなく残っていたのでした。

ところが、老婆にウルの実をあげなかった少女の家は、溶岩流に焼かれてしまいました。
このように神話を通してハワイの人々は、老女には親切にしなくてはいけないと、子供たちに伝えているのです。

 

そして現在のペレは・・・、日本でもニュースで取り上げられていましたが、2018年にキラウエア火山が噴火しました。
以下、読売新聞オンライン2018.06.04より

――噴火直後、州知事による非常事態宣言も出ました。すぐ近くに住む人々は、恐怖にさいなまれているのではないですか。
 現地に住んでいない人や、新しい住人とは感覚の違いがあると実感した点なのですが、

あまり溶岩を怖いと思ったことはないのです。むしろ(キラウエア火山に対し)「畏怖」や「尊敬」に近い思いを持っています。
 自宅を溶岩に襲われた女性が、庭まで迫った溶岩を見て「なんてパワフルで美しく、貴重なものなのだと思った」とメディアの
インタビューで語っていたのが印象的でした。私たちのように地元に住む人間は、溶岩はキラウエア火山に住む火の女神『ペレ』の化身だと思っています。
(その女性も)「(ペレが)次のステップに行きなさい(=別の場所に引っ越しなさい)と暗示してくれているんだ」と泣きながら言うんですね。とにかく前向きなのです。

 ――そういう考え方は、ハワイ島に住む人たちに特有のものなのでしょうか。
 そうですね。(火山には)かなわないと思っているんです。日本で言う神様や守護霊とも違う存在と言いますか…。
火山に近い地域に住んでいる人は、本気で火山に対してそういう思いを抱いているのです。

 ――現地に長く住む人は慌てふためいたり、パニックになったりはしていない、ということですか。
 この地に住むことを決めた時点で(火山の存在は)わかっていたことです。(世界的な観光地としては異例の)土地の安さも
(火山が近いという)事情があってのことですので、ハワイ島、特に、(今回噴火の被害が出た東部の)プナ地区の住人たちは、
そういう意味では「覚悟を決めて」住んでいます。だからこそ、島や地区への愛情も強く、今回も、噴火後まもなく有志が集まり、
被害に遭った人を助けようと避難所を設営。情報拠点も設け、朝、晩の独自に撮影した動画をインターネットで配信するなどして、最新の情報を提供しています。

豊かな自然の中で暮らすハワイアンにとって、その自然現象はハワイを作った神々の化身であるとも考えられていて
ペレもその代表する1人として崇められ、畏敬され、そして愛されているのです。

最新情報
今週の話です12月20日夜、キラウエア火山が噴火しました。ペレが住んでいるハレマウマウ火口の噴火です。
ペレが怒っているのでしょうかね💦
でも、今回の噴火は住宅地に被害を及ぼすことはなさそうだ、とのことなので2年間おとなしくしていたペレが
『ここに居るわよ~』とアピールしているのかも・・・

12月20日夜、キラウエア火山ハレマウマウが噴火しました。

ペレが見えますか(笑)

ではでは、皆さん。今年のYumiの課外授業はこれで終了となります。
踊ることだけではなく、フラやハワイについて興味を持っていただけたなら嬉しいです。
新年1回目の課外授業は、女神ではなくハワイの伝説の英雄が登場しますよ!乞うご期待

(2020.12.24)

 

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